イシキの遊び場9月号:「トロイ」から学ぶどんな世でも幸福を感じる生き方

--

皆さん、こんにちは!イシキSmoothyのシャオです!💓「イシキの遊び場」へようこそ!

毎月、私たちの意識の成長をガイドするインスピレーションが届くお勧めの映画をご紹介しています。

今月の「イシキの遊び場」で選ばれたテーマは「喜び」(Joy)という意識レベルです。

人生が「喜び」の意識で軸ができると、ただ出会った出来事に「楽しい!」と感じるという事ではなく、あらゆる状況において、内側から喜びが湧くような状態でいる事です。なぜならこの意識のレベルで見る世界は「完全、完成」だからです。全て完成して完全なので、穏やかに完成した世界に歓喜します。すると、一見他人から見ると大変な状況だったとしても、当人は全く動じず、むしろその状況に感謝して穏やかに乗り越えます。

https://bit.ly/3tmLgyG

そんな「喜び」を伝えるために今回選ばれた映画は、「トロイ(2004)(原題:Troy)」です。一見戦争や苦しみしかない映画ですが、意外と今世でも見られる混乱に近いかものを感じます。ではトロイと一緒に、戦時中の混乱下でも「喜び」と共に生きる人生について考えてみましょう!

https://www.youtube.com/watch?v=QfTpOBuKT00

「トロイ」は古代ギリシャ神話の中で登場する国で、難攻不落で最強の国でした。そんなトロイは平和を望み、敵国の「スパルタ」との間に和平が結れた日、トロイ王子パリスがスパルタの王妃のヘレンと禁じられた恋に落ち、なんと王妃ヘレンを帰る船に忍ばせにトロイへ連れて帰ってしまいます。これに激怒した、スパルタ王のメネラオスは、兄のミュケナイ王アガメムノンを頼り、元々トロイを征服したいアガメムノンは、トロイの国に制裁を与えるためにギリシャ連合軍を起こすことに同意、トロイへ進軍します。

そして、トロイのキーパーソン、ギリシャの勇者アキレスは、アガメムノンに対して不満を抱いていたが、歴史に名前を残すため参戦した。

ギリシア連合軍の侵攻に対して、後継者であり、トロイ最強の戦士でもある王子ヘクトルが、弟とトロイを守るために、トロイ軍の先頭を立ち、戦うことになります。

劇中、王妃をとられた嫉妬やギリシャ連合軍に国を潰されてしまうかもしれないという恐怖に焦点が当てられていて、なかなか喜びを見つけづらいですが、唯一「喜び」を表現していたのは、トロイ王子「ヘクトル」です。

ヘクトルには最初から最後まで、楽しいと言える状況は一度もありませんでした。トロイの平和のために、スパルタへ訪れたと思ば、、弟がスパルタの王妃を連れ帰った事で、真逆の結果を招いたり、父親であるトロイ王の間違った選択の尻拭いをし、軍隊をリードしなければいけなくなった。登場するどのキャラクターより、一番運が悪く見えました。ですが、そんな彼がギリシア軍と戦い始める前に、自軍の士気を上げるために檄を飛ばしました。

「私は今まで掟に従ってきた、明快な掟だ。神々を敬い、妻を愛し、祖国を守れと、母になるトロイのために、戦おう!(All my life, I live by a course, and the course is simple — honor the gods, love you woman, and defend your country!)」

この3つ、神、妻、そして国への愛。彼がいつも大切にしていることです。劇中彼は、傷を負ったり、感情的、精神的にもとても大変な場面がありました。ですが、彼にとっては何も欠けていない完成したトロイを守りこれからも育むため、それが彼の使命と気づいていたので、日々に喜び、精神的にも豊かな生き方が描かれていました。それの現れとして彼は良い意味で何も求めていなく、今を喜んで生きていました。

そんなヘクトルは、全てを受け入れるマスターでした。劇中、最強の武将アキレスとの一騎討ちに赴く場面があります。そこでヘクトルは彼の妻に、これから彼の身に起こる不幸、トロイに起こる事、どう対処すれば良いのか、淡々と説明していました。それを聞く妻は動揺を隠せないのですが、ヘクトルは至って平静で、来るべき終わりを見据えていました。彼はいかなる時も、常になる様にしかならないし、それが完璧といわんとしているかのように、行動します。

実際、一騎討ちをした時は、ヘクトルはアキレスと互角でした。それでも負けるのですから仕方ないというか、なるべくしてなったという事でしょう。これを受け入れられたから、ヘクトルは死ぬまじかも落ち着いていつもの力を発揮していたのです。

結局、弟のパリスの時の一騎討ちとは真逆の、国民、貴族、敵のアキレスですら尊敬され、愛される、トロイに輝く太陽としての人生を終えます。

トロイを見て感じるのは、この2年間まさにトロイ戦争と同じくらいかそれ以上の災害、人災、流行病、特にコロナの大流行などによる混乱が世界中で起こりました。多くの人が恐怖し、外へ出なくなりましたが、、多逆に自分と見つめあう時間が増え、「自分が喜ぶ、大切にしたい生き方」に焦点を当てるキッカケになりました。ヘクトルの様にどんな時でも、起こる事に左右されず、起こることも含めて人生に足りないものはなく完成していて、そんな視点で世界を見ると、そこら中にチャンスや転機が隠れている様に見えるのでしょう。この記事と一緒にトロイを見て、ヘクトルの様に、あなたに今存在する「完成した世界」に気づき、あなたの意識を心から「喜べる」世界に繋げていきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!トロイを初めて観た方、改めて観た方、何か新しい発見がありましたか?皆さんの喜び溢れる映画の感想や意見をお待ちしております!是非LINEやMediumのコメント欄から投稿してくださいね!

--

--

イシキSmoothy
イシキSmoothy

Written by イシキSmoothy

あなたの本来の生き方をコーチングする人生のデザインスタジオです。科学とスピリチュアリティが融合した視点を通して、人生を形作る核である私たちの意識についての考察や、実体験から得た発見を発信します!Contact: http://www.ishikismoothy.org/

No responses yet